2013年2月21日木曜日

Xcode4.xでGoのソースに色を付ける

Xcodeはデフォルトでは Go 言語のシンタックスハイライトを行いません。
Google App Engine などで Go を使うときに Xcode で色をつける方法を調べました。

手順

  1. シェルスクリプトのダウンロード
  2. パスの設定
  3. シェルスクリプトの実行
  4. 確認

1. シェルスクリプトのダウンロード

XcodeにGoのシンタックスハイライトを追加するためのスクリプトが配布されています。


こちらから go4xcode.sh をダウンロードします。
go.xclangspec はGoogle App Engine のツールキットに初めから入っているため落とさなくてよいです。
デフォルトでは
/Applications/google_appengine/goroot/misc/xcode/4/go.xclangspec
にあります。

2. パスの設定

スクリプトでは環境変数 $GOROOT を使用しています。
$GOROOT に正しいパスが設定されているか確認します。
$ su
$ echo $GOROOT
gorootディレクトのパスが表示されたら問題ありません。
何も表示されない場合はパスを改めて設定します。
$ export GOROOT=/Applications/google_appengine/goroot/

3. シェルスクリプトの実行

スクリプトを実行します。
$ sh go4xcode.sh
Backing up plugindata file.
Adding Go language specification entry.
Duplicate Entry Was Skipped: Xcode.SourceCodeLanguage.Go
Installing Go language specification file for Xcode.
Run 'sudo rm -rf /var/folders/*' and restart Xcode to update change immediately.
Syntax coloring must be manually selected from the Editor - Syntax Coloring menu in Xcode. 

メッセージに従いゴミを削除します。
$ rm -rf /var/folders/*
これでインストール完了です

4. 確認

Xcodeを起動します。
インストールが成功していれば、
メニューの Editor -> Syntax Coloring に Go があるはずです。



これを選択するとGoの文法に合わせてソースに色がつきます。
Goファイルを開いた時に自動で設定されないので、毎回手動で選ぶ必要があるので注意してください。

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